NURO光を申し込んでから開通するまでのあいだ、家でネットが使えない日が続くのは避けたいところです。

いま使っている光回線があるなら、NURO光がつながるまで解約せずに残しておくのがいちばん確実です。

手元に回線がない人は、NURO光を個人名義で申し込んだ人だけが借りられる開通前レンタルWi-Fi(モバイルルーター)が使えます。数日で開通しそうな場合や、レンタル端末が届くまでの数日間なら、スマホのテザリングでもしのげます。

一方で、ホームルーターをつなぎのためだけに契約すると、NURO光の開通後に解約しても端末代の支払いが残るため不向きです。

開通までの日数の目安から、つなぎ方ごとの対象プランや料金、損をしない終わらせ方まで順に説明します。

NURO光の開通待ちに使えるつなぎ回線の選び方

どのつなぎ方が合うかは、今の回線が残っているか、開通までどれくらいかかるか、家でどれだけデータを使うかで変わります。

つなぎ方と向いている人
  • 今の回線を残す:他社の光回線などを使っていて、NURO光へ乗り換える人
  • 開通前レンタルWi-Fi:今の回線がなく、開通まで1週間以上かかりそうな人
  • スマホのテザリング:数日で開通しそうな人、レンタルWi-Fiが届くまでの数日をしのぎたい人、メールと調べもの程度で足りる人
  • ホームルーター:NURO光を使わず、工事なしで長く使い続ける人

手元に回線がない場合にまず検討したいのは、手頃な料金でモバイルルーターを借りられる開通前レンタルWi-Fiです。

何日分を用意すればよいかは、住まいの種類で決まる開通までの目安から見当をつけられます。

NURO光の開通までの目安は戸建てで1〜2か月

NURO光は住まいの種類によって申し込むプランが自動的に決まり、工事の回数と開通までの日数も変わります。

住まい

開通までの目安

戸建て
NURO 光(H)

1〜2か月程度

39戸以下の集合住宅
NURO 光(H)

1〜3か月程度

40戸以上の集合住宅
NURO 光(M)

最短1〜2週間

住まい別のNURO光の開通までの目安

戸建てと39戸以下の集合住宅は、宅内工事と屋外工事の2回に分かれ、どちらも立ち会いが必要です。

宅内工事が終わってから屋外工事の日を予約できるようになるまで、30日ほどかかることもあります。

中国地方と東北地方では、工事の状況によってさらに1〜2か月かかる点も考慮しておきましょう。

40戸以上の集合住宅は宅内工事だけで済みますが、建物の設備状況や周辺の事情によっては、さらに期間がかかることや複数回の工事が必要になることもあります。

hikariくん
うちの工事、いまどこまで進んでいるのか分からなくて…。
NURO侍
工事の予約画面を開けば、準備がどの段階かが表示されますよ。

準備の段階は、SMSで届くURLやマイページの「工事日予約や進捗確認」、NURO 光アプリから開くオンライン工事予約画面で確認できます。

「調整準備中」は工事の準備中、「調整待ち」は工事日を予約できる状態、「予約済み」は工事日が決まった状態です。

工事日が決まるまでは、目安の長いほうに合わせてつなぎ回線を用意しておくと、途中で足りなくなる心配が減ります。

NURO光の開通前レンタルWi-Fiは3プラン|料金とデータ量の違い

開通前レンタルWi-Fiは、NURO 光(H)・NURO 光 10ギガ(H)・NURO 光(M)・NURO 光 10ギガ(M)などを個人名義で申し込んだ人限定のサービスです。法人名義では申し込めません。

光回線の申し込みだけでは届かないため、レンタルWi-Fiはマイページや案内メールから自分で別に申し込む必要があります。

届く端末はコンセントに挿す据え置き型ではなく、バッテリーで動く持ち運び可能なモバイルルーターです。

光ファイバーではなくモバイル回線の電波を使うベストエフォート型の通信なので、部屋の場所や建物の構造、時間帯の混雑によって速度が変わり、開通後の光回線と同じ通信品質ではありません。長時間の通信や大量のデータ通信が続くと、制限されたり切断されたりすることもあります。

プラン

料金

最大2か月
500円プラン

1か月目は2,700円
2か月目は500円
3か月目から月5,148円

1日10G
プラン

31日目まで3,630円
62日目まで1日117円
63日目から1日128円

完全無制限
プラン

31日目まで4,950円
62日目まで1日159円
63日目から1日176円

開通前レンタルWi-Fiの料金

500円プランの1か月目は、初期費用の事務手数料2,200円と月額500円を合わせた金額です。申し込めるのは1人1台までなので、家族で別々に持ち出すなど2台以上必要な場合は500円プランを複数台借りることはできません。

1日10Gプランと完全無制限プランは、WiFiレンタルどっとこむが用意しているNURO光申込者向けのプランです。受け取りに1台あたり550円(宅配便・コンビニ受取)がかかり、返すときはポスト返却なら1台517円、コンビニやPUDOなら650円、集荷なら800円、宅配便なら返送料の自己負担が必要です。

開通まで2か月ほどなら500円プランが安い

開通が2か月以内に収まりそうで、動画視聴やWeb会議が短時間なら、最大2か月500円プラン(端末はFS030W)で足ります。

月額料金と事務手数料2,200円を合わせても、最初の2か月間の支払いは合計3,200円です。

気をつけたいのは月の数え方で、端末を受け取った日を含む月が1か月目になり、日割り計算はありません。

たとえば10月25日に届くと10月が1か月目、11月が2か月目になり、12月からは通常料金の月5,148円に上がります。

到着日は申し込むときに最短4日後から7日後までの間で指定できるため、ネットが必要になる日と月の変わり目を見比べて決めましょう。

引っ越しに合わせて申し込む場合も、入居より前に早く受け取りすぎると使わないうちに1か月目の期間が進んでしまいます。引っ越し日やネットを使い始める日に合わせて到着日を指定するのが無駄のない借り方です。

なお、当日を含む3日間の合計データ量が10GBを超えると通信速度が700Kbps以下に制限されるため、毎日長時間のビデオ会議がある使い方や高画質動画を続けて見る使い方には向きません。

在宅勤務でデータを多く使うなら完全無制限プラン

在宅勤務でビデオ会議や大きなファイルのやり取りが毎日あるなら、1日や1か月の上限がない完全無制限プランが合います。

1日10Gプランは、当日を含む1日の合計が10GB(1か月では300GB)までなら速度制限なく使えるので、500円プランでは足りないけれど無制限までは要らない人向けです。超えると最大128kbpsに制限されます。

どちらも32日目からは1日ごとの料金が加わり、端末を返すまでは手続きなしで延長されます。

工事が延びて3か月目に入りそうなときの選び方

500円プランを借りている途中で工事が長引き、3か月目に入りそうなときは、開通までの残り日数と使うデータ量に応じて判断しましょう。

500円プランを3か月目もそのまま使い続けると、3か月目は月5,148円(3か月間の合計は8,348円)かかり、月の途中で開通して解約しても日割り計算の対象外です。

もし開通が3か月目の初めごろで、空白期間が数日だけで済みそうなら、2か月目の末日までに500円プランを解約し、残りの数日間はスマホのテザリングでしのぐと3か月目の5,148円を払わずに済みます。

3か月目も1か月近くかかる見込みで、3日間10GBの制限を気にせず使いたい場合は、2か月目末で500円プランを解約して1日10Gプランを借り直すのも一つの方法です。31日間の利用料3,630円に受取手数料550円とポスト返却517円を合わせても合計4,697円となり、500円プランの3か月目(5,148円)より451円抑えられます。

3日間10GB以内で足りており、別の端末を申し込んで受け取りや返却をする手間をかけたくないなら、そのまま500円プランを続けて開通後に解約するのが手軽です。

開通前レンタルWi-Fiの申し込みから返却まで

  1. 申し込み用のURLを開く

    NURO光のマイページで「MENU」から「特典・キャンペーン」を開き、「詳細を確認する」へ進むとレンタルWi-Fiの申し込み用URLが表示されます。

    NURO 光(H)やNURO 光 10ギガ(H)を申し込んだ人は、申し込み後に届くメール「【NURO光】お申し込み受付のご連絡」の「お得なWi-Fiレンタルのお知らせ」にあるURLからも手続きできます。40戸以上の集合住宅向けプランであるNURO 光(M)とNURO 光 10ギガ(M)はメールにURLが載らないため、マイページから申し込んでください。

  2. プランと届く日を選ぶ

    500円プランは、申し込んだ日の4日後から7日後までの間で到着日を指定します。支払いは国内発行のクレジットカード(VISA・Master・JCB・Diners・American Express)のみです。

    1日10Gプランと完全無制限プランは、16時までの注文なら当日に発送され、受け取る日を指定できます。

  3. 届いたら使い始める

    どのプランも、端末を受け取った日が利用開始日(課金開始日)です。

    500円プランの端末にはSIMカードが差し込まれているので、電源を入れてスマホやパソコンをWi-Fiにつなげばすぐに使えます。

  4. NURO光が開通したら終わらせる

    500円プランは、先にマイページの「ご契約オプション」から解約の手続きをすると、指定した日に端末を集荷に来てもらえます。

    1日10Gプランと完全無制限プランは、申し込み時に選んだポストやコンビニ、宅配便などの方法で端末を返却すれば解約完了です。

申し込みが集中している時期や在庫状況によっては、発送が遅れる場合や提供できない場合もあります。申し込んでから手元に届くまでの数日間は、スマホのテザリングでしのげるようにしておくと安心です。

また、500円プランは申し込んだ後にキャンセルできません。工事日が決まるなど開通や引っ越しの見通しが立ってから申し込むと、使わない月の支払いを避けられます。

hikariくん
NURO光がつながったら、レンタルWi-Fiも一緒に終わるんですか?
NURO侍
いいえ、NURO光とは別の契約なので、自分で終わらせないと料金がかかり続けますよ。

500円プランは、端末を返すだけでは解約になりません。

解約金や違約金はありませんが、解約した月も1か月分の月額料金が満額かかるため、NURO光でネットにつながったら、その月のうちにマイページで解約の手続きを済ませましょう。

端末を返すときは、差し込まれているSIMカードを本体から外さず、ケーブルなどの付属品もそろえて返却してください。解約後に貸出機器(付属品を含む)を返却しない場合は機器損害金がかかり、不足や破損があったときもかかることがあります。

1日10Gプランと完全無制限プランは、端末を返すまで1日ごとの料金が加わっていくので、開通したら早めに返却しましょう。

スマホのテザリングでつなぐときの注意点

端末の受け取りも返却もなく、その日のうちにパソコンをネットにつなげるのがテザリングの手軽さです。

開通まで数日で終わる場合や、レンタルWi-Fiが届くまでの数日間、メールや調べもの程度で足りるなら、テザリングだけで乗り切れます。

ただし、テザリングで使ったデータはスマホの契約データ量から減っていくため、上限のあるプランでは使い切ったあとスマホ自体の通信も遅くなります。

契約している携帯会社や料金プランによっては、テザリングオプションの申し込みや追加料金が必要なこともあるので、使う前に契約内容を確認しておきましょう。

パソコンはつないだ直後に、OSの更新やクラウドの同期でデータを大量に使うことがあります。

WindowsならWi-Fi接続を従量制課金接続に設定しておくと、更新のダウンロードを抑えられます。

長時間つなぎっぱなしにするとスマホが熱を持ち、電池も早く減るので、毎日在宅勤務で使うなら開通前レンタルWi-Fiを借りたほうが楽です。

ホームルーターをつなぎのためだけに契約すると端末代が残る

コンセントに挿すだけで使えるホームルーターは、工事がいらず手軽に見えます。

ただ、端末を分割払いで買う契約だと、NURO光の開通後に数か月で解約しても、端末代の残りを払い続けることになります。

たとえばSoftBank AirのAirターミナル6は95,040円で、48回払いなら月1,980円です。

利用中は月月割で基本料金から毎月1,980円ずつ割り引かれていても、解約すると割引がなくなり、端末代の残りをそのまま分割で払い続けることになります。

UQ WiMAXでも、端末の分割払いの途中で解約すれば残りの端末代の支払いが続く点は同じです。

数週間から数か月のつなぎなら、開通前レンタルWi-Fiを借りたほうが、支払いは開通までの分で済みます。

ホームルーターが選択肢になるのは、建物の事情などでNURO光の工事ができないと分かり、光回線の代わりに長く使う場合です。

他社から乗り換えるなら今の回線はNURO光の開通後に解約する

他社の光回線などを使っているなら、NURO光がつながるまで今の回線をそのまま使えば、つなぎ回線を別に用意する必要はありません。

工事日に合わせて先に解約すると、悪天候や現場の事情で工事が延びたときに、家でネットが使えない日ができてしまいます。

他社の回線は、NURO光の開通後に自分で解約しましょう。

hikariくん
でも、それだと両方の料金を払う月ができちゃいますよね?
NURO侍
キャッシュバックキャンペーンで申し込んでいれば、重なる月のNURO光の負担は思ったより小さいですよ。

キャッシュバックキャンペーンでは、NURO光の月額基本料金が開通した月を含めて3か月目まで無料です。

必須となるホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の月額550円も同じ期間は同額割り引かれるので、重なる月にNURO光の月額基本料金と機器の料金はかかりません。

固定電話の番号をNURO 光 でんわへ引き継ぐ場合は、番号の移行が終わる前に今の回線を解約しないでください。

今の回線の契約解除料や工事費の残り、ホームルーターの端末残債などは、キャッシュバックキャンペーンの他社解約金還元で1回線分を最大60,000円まで還元してもらえます。

受け取るには、利用開始月を1か月目として5〜7か月目末日までに発送される貼付シートへ解約費用の証明書類を貼り、シート発送から2か月後の末日(必着)までに返送する手続きが必要です。詳しい手順も乗り換えの流れで確認しておきましょう。

NURO光の開通待ちとレンタルWi-Fiのよくある質問

工事が延びたら、500円プランの安い期間も延びますか?

延びません。

NURO光の工事が遅れたり延期になったりしても、3か月目からは通常料金の月5,148円が必要です。

1日10Gプランと完全無制限プランも、延長した日数分の料金がそのまま加わります。

NURO光がキャンセルになったら、レンタルWi-Fiはどうなりますか?

NURO光の申し込みがキャンセルになっても、レンタルWi-Fiの契約はそのまま継続されるため注意しましょう。

戸建てなどのNURO 光(H)では、宅内工事の後に提供できないと分かる場合もあります。

そのときは、500円プランならマイページで解約の手続きをして集荷で機器を返し、1日10Gプランと完全無制限プランなら選んだ方法で端末を返して終わらせてください。

家族で別々に使いたい場合、レンタルWi-Fiを2台借りられますか?

最大2か月500円プランは、1人につき1台までしか申し込めません。

1台のモバイルルーターに家族のスマホやパソコンを複数台つないで使うことはできますが、自宅と外出先で別々に持ち歩くなど端末が2台必要な場合は、1日10Gプランや完全無制限プラン(1台ごとに受取手数料550円などが必要)を使うか、スマホのテザリングを併用してください。

まとめ|回線がなければ開通前レンタルWi-Fi、数日ならテザリング

他社の光回線などを使っているなら、NURO光でネットにつながるまで解約せずに残しておけば、家のネットが途切れません。

手元に回線がない個人名義の申込者は、開通まで2か月ほどなら開通前レンタルWi-Fiの500円プラン(2か月合計3,200円)、毎日たくさんデータを使うなら完全無制限プランや1日10Gプランが合います。

数日で開通しそうな場合や、レンタルWi-Fiが届くまでの数日間はテザリングでしのげます。ホームルーターは、つなぎのためだけに契約すると解約後も端末代が残るため避けましょう。

まずはオンライン工事予約画面で準備の段階を見て、開通までの日数に合うつなぎ方を選んでください。