マンションでNURO光の10ギガを検討していても、2.5ギガより毎月いくら高くなり、工事の手間がどれくらい増えるのかが分からないと決めきれないのではないでしょうか?
NURO光のマンション向け10ギガは建物の総戸数でプランが分かれ、月額基本料金は40戸以上なら5,720円、39戸以下なら6,050円です。
必須のホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)料金550円/月を足すと、毎月の支払額(ホームゲートウェイ代込)は40戸以上で6,270円、39戸以下で6,600円になります。
2.5ギガと比べた毎月の差額は40戸以上で1,540円、39戸以下で880円ですが、10ギガはキャッシュバックが25,000円多く設定されており、3年間の実質負担で見ると差はかなり縮まります。
もっとも注意したいのは、契約したあとに2.5ギガと10ギガをそのまま切り替えられない点です。
NURO光マンション10ギガの月額料金|40戸以上と39戸以下で違う
マンションやアパートなどの集合住宅では、建物の総戸数によって申し込むプランが変わります。
40戸以上ならNURO 光 10ギガ(M)、39戸以下なら戸建てと同じNURO 光 10ギガ(H)となり、住所と建物の情報から自動的に決まります。
hikariくん
NURO侍| 建物の総戸数 | 40戸以上 | 39戸以下 |
|---|---|---|
| プラン | NURO 光 10ギガ(M) | NURO 光 10ギガ(H) |
| 月額基本料金 | 5,720円 | 6,050円 |
| 毎月の支払い | 6,270円 | 6,600円 |
NURO光は月額基本料金とは別に、ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)料金 550円/月が必須です。
プロバイダ料は月額基本料金に含まれているため、別途プロバイダを契約したり追加費用を払ったりする必要はありません。
2.5ギガとの違い|料金差は月880円〜1,540円、上りも最大10Gbps
同じ建物で2.5ギガと10ギガを比べると、毎月の支払額(ホームゲートウェイ代込)は次のように変わります。
| 建物の総戸数 | 2.5ギガ | 10ギガ |
|---|---|---|
| 40戸以上 | 4,730円 | 6,270円 |
| 39戸以下 | 5,720円 | 6,600円 |
40戸以上の建物は2.5ギガのNURO 光(M)が安く設定されているぶん、10ギガとの差が月1,540円に広がります。
一方、39戸以下の建物なら月880円の上乗せで10ギガを選べる計算です。
通信速度の理論上の上限は、2.5ギガが下り最大2.5Gbps、10ギガが上り・下りとも最大10Gbpsとなっています。
40戸以上向けの2.5ギガであるNURO 光(M)は上りが最大1Gbpsのため、動画の投稿や大容量ファイルの送信が多い人は上り速度の差も選択基準にしておきましょう。
なお、検索などで見かける「NURO 光 for マンション」「タイプS/タイプL」や「2ギガ」は、いずれも今は新規受付をしていない旧プランです。
現在は速度区分が2.5ギガと10ギガの2種類になり、建物の総戸数に応じて40戸以上向けのNURO 光(M)・NURO 光 10ギガ(M)か、39戸以下向けのNURO 光(H)・NURO 光 10ギガ(H)に決まります。
また、提供エリアにも違いがあり、宮城・福島・山形・熊本の4県は10ギガのみの提供で2.5ギガは申し込めません。
キャッシュバック込みの実質月額|36か月の総額で比べる
毎月の支払額だけを見ると10ギガは高く感じますが、NURO光公式サイトのキャッシュバックキャンペーンなら開通月を含む3か月間は月額基本料金が無料になります。
必須のホームゲートウェイ料金550円/月も、この3か月間は同額が割り引かれて無料です。
そのうえで、有料オプションの加入なしでも10ギガは建物の総戸数にかかわらず65,000円、2.5ギガは40,000円のキャッシュバックを受け取れます。
| 建物 | 10ギガ | 2.5ギガ |
|---|---|---|
| 40戸以上 | 141,910円 約3,942円 | 116,090円 約3,225円 |
| 39戸以下 | 152,800円 約4,244円 | 148,760円 約4,132円 |
3年間の実質月額で比べると、10ギガと2.5ギガの差は40戸以上で約717円、39戸以下ならわずか約112円まで縮まります。
10ギガ同士で比べた場合、キャッシュバック額は同じ65,000円で、無料期間が終わった4か月目以降の月額料金に月330円の差が出ます。
無料期間も含めた36か月の実質月額では、39戸以下のほうが約302円高い計算です。
キャッシュバックは開通11か月後と17か月後の2回に分けて案内メールが届き、それぞれ45日以内にマイページで受取口座を指定しないと失効してしまいます。
利用開始10か月後の末日までに支払方法と連絡先メールアドレスを登録し、受け取りまで契約を継続することも忘れないようにしましょう。
hikariくん
NURO侍NURO光公式サイトの2年割やU29応援割は、契約事務手数料6,050円が別途かかる代わりに、毎月の月額基本料金の割引と18か月目の10,000円キャッシュバックが付く仕組みです。
これらを含めて36か月の総額を比べると、2年割よりキャッシュバックキャンペーンのほうが、40戸以上の10ギガで14,100円、39戸以下の10ギガで31,170円安くなります。
一方、申し込み時点で満29歳以下なら、40戸以上の10ギガは月額基本料金の2,740円引きが36か月目まで続くU29応援割のほうが、キャッシュバックキャンペーンより18,780円安い計算です。
39戸以下の10ギガでは、U29応援割と比べてもキャッシュバックキャンペーンのほうが6,330円安く済みます。
初期費用と工事費|実質無料の仕組みと途中解約でかかるお金
キャッシュバックキャンペーンで申し込むと、初期費用や工事費は次のように割引されます。
| 費用 | キャンペーンでの扱い |
|---|---|
| 契約事務手数料 6,050円 | 同額の割引で無料 |
| 基本工事費 55,000円 | 36回分割で同額を割引 36か月で実質無料 |
| 棟設備 利用手数料 11,000円 | 12回分割で同額を割引 40戸以上の10ギガのみ |
基本工事費の55,000円は36回分割(初月1,555円、2〜36か月目1,527円)で請求され、毎月同額が料金から割り引かれる仕組みです。
そのため、36か月未満で解約すると、まだ払い終えていない工事費の残りを一括で請求されます。
たとえば12回分を支払った時点で解約する場合、残り24回分の請求額は36,648円です。
なお、40戸以上のNURO 光 10ギガ(M)にかかる棟設備利用手数料(11,000円・12回分割)は、途中で解約しても残債の請求はありません。
もし使い始めてから速度や使い勝手が合わないと感じても、開通月を含む3か月目の末日までに回線の解約が完了すれば、工事費の残りも契約解除料も0円です。
解約は毎月1〜25日の申請なら最短で当月、26日以降の申請だと最短で翌月の完了になるため、3か月目のうちに解約を終えるなら3か月目の25日までに申請を済ませてください。
回線の撤去工事を希望する場合の費用(19,800円)や有料オプションの利用料、レンタル機器を送り返す送料は免除の対象外となり、この期間内でも別途かかります。
- 契約解除料:NURO 光 10ギガ(M)は4,193円、NURO 光 10ギガ(H)は4,523円(36か月ごとの自動更新で、契約期間満了月を含む3か月間の解約なら0円)
- 工事費の残り:36回分割のうち未払い分を一括で支払う
- 機器の返却:ホームゲートウェイを自分で梱包して元払いで発送(送料は自己負担)。督促状が届いた月の翌月10日までに返却が確認できないと、10ギガの機器は33,000円の機器損害金が発生
また、毎月の支払い方法にも違いがあり、40戸以上のNURO 光 10ギガ(M)では口座振替が使えないため、クレジットカードか携帯電話料金との合算払いを選びます。
NURO光の申し込みは公式サイトから

NURO光公式サイトから申込むと以下のキャンペーン特典があります。
・10ギガなら65,000円キャッシュバック
・2.5ギガなら40,000円キャッシュバック
・オプション申し込み必要なし(申し込みなら最大50,000円キャッシュバック)
・光でんわ申し込みなら10,000円キャッシュバック
・光でんわ利用でソフトバンク/ワイモバイルが毎月最大1,650円割引
・工事費実質無料
・事務手数料無料
・最大3か月無料
・3か月目末日までの解約で、契約解除料と工事費残債が免除
・さらに他社解約金を最大60,000円還元
・開通までの期間Wi-Fiレンタルが最大2ヶ月500円で利用可能
・設定サポート(リモート/訪問) 1回無料
工事の違い|40戸以上は原則宅内工事1回、39戸以下は屋外工事もある
開通工事の回数や期間は、10ギガか2.5ギガかではなく建物の総戸数によって変わります。
40戸以上のNURO 光 10ギガ(M)は、原則として宅内工事1回のみで開通し、申し込みから最短1〜2週間が利用開始の目安です。
建物にNURO光の集合住宅向け設備が入っている建物が対象で、建物の設備状況によっては複数回の工事が必要になることもあります。
一方、39戸以下のNURO 光 10ギガ(H)は戸建てと同じ扱いで、宅内工事と屋外工事の2回に分かれて行われます。
宅内工事を終えてから屋外工事の日程を予約できるまで30日程度かかる場合もあり、開通までの目安は1〜3か月程度です(中国・東北エリアではさらに1〜2か月かかる場合があります)。
開通までネットが使えない期間が心配な人は、申し込み後にマイページなどから申込者向けの開通前レンタルWi-Fiを利用できます。
たとえば「最大2か月500円」プランなら、利用開始月は2,700円(事務手数料2,200円+月額500円)、2か月目は500円でモバイルルーターを借りられます(3か月目以降は月額5,148円)。
開通工事はいずれも立ち会いが必要で、39戸以下のNURO 光 10ギガ(H)で宅内工事を土日祝日に指定すると3,850円が追加でかかります(屋外工事は土日祝日の追加費用なし)。
賃貸物件で39戸以下のNURO 光 10ギガ(H)を申し込む場合は、工事日の1週間前までに大家さんや管理会社の許可を取っておく必要があり、確認できないと工事を実施してもらえません。
40戸以上のNURO 光 10ギガ(M)は原則として自分で許可を取る必要はありませんが、建物の状況によっては所有者などへの連絡を求められることがあります。
hikariくん
NURO侍10ギガの速さを活かすには、機器とつなぎ方も見ておく
最大10Gbpsという数値はネットワークから宅内の終端装置(ホームゲートウェイ)までの規格上の上限であり、手元の端末1台で出る速度は端末の性能やLAN端子、ケーブルの規格に左右されます。
hikariくん
NURO侍パソコンを有線でつないで10ギガの速さを引き出したい場合は、次の3つがそろっているかを確認しておきましょう。
- つなぐ端子:ホームゲートウェイの型番と取扱説明書を確認し、10Gbps対応のLANポート(10GBASE-T)につなぐ
- LANケーブル:10Gbps向けの新規配線にはCAT6Aを推奨(2.5GbpsならCAT5e以上でも対応)
- パソコンの端子:パソコン側に10Gbps対応のLAN端子(10GbE)があるか確かめる
一般的なパソコンに内蔵されているLAN端子は最大1Gbpsまでのものが多いため、10Gbpsで有線接続するには10GbE対応のLANカードや変換アダプターが別途必要になる場合があります。
また、レンタルされるホームゲートウェイの機種は自分で指定できず、設置される機種によっては最大4.8Gbps(無線接続時は機種によっては最大4.8Gbpsまたは2.4Gbps)が上限です。
10ギガ向けの機器にはWi-Fi 6対応のものとWi-Fi 7対応のものがあり、どちらが届くかも選べません。
マンションで10ギガと2.5ギガのどちらを選ぶか
hikariくん
NURO侍NURO光は、契約中のプランをそのまま別のプランへ変更できない仕組みです。
公式FAQで案内されている移行費用なしの「10Gアップグレード」は過去の2ギガプランの契約者向けであり、現在申し込めるNURO 光(M)やNURO 光(H)などの4プランは対象外となっています。
あとから10ギガへ変えるには現在の契約を解約して新規で申し込み直す必要があり、更新月以外の契約解除料や工事費残債の一括請求が発生するほか、宅内工事のやり直しでネットを使えない期間が出る点にも注意しましょう。
最初から10ギガを選ぶ価値があるのは、10Gbps対応のパソコンを有線でつなぐ人や、大容量ファイルの送受信・動画投稿が多い人です。
家族それぞれが高画質動画の視聴やオンラインゲーム、大容量のアップデートなどを同時に行う家庭でも、回線容量にゆとりのある10ギガが向いています。
とくに39戸以下の建物なら月額の差は880円で、キャッシュバックの差額(25,000円)を含めると3年間で4,040円(月あたり約112円)しか変わらないため、迷うなら10ギガを選んでおくと後悔しにくいでしょう。
反対に、スマホやタブレットのWi-Fi利用が中心でパソコンを有線でつなぐ予定がなければ、端末側の上限で速度が決まるため、10ギガとの差額に見合う違いは出にくいのが実情です。
40戸以上の建物は月額の差が1,540円と大きく、キャッシュバックの差を入れても3年間で25,820円(月あたり約717円)の違いが残るため、2.5ギガの実際の速さも確認したうえで選ぶと払いすぎを防げます。
申し込む前に、自分の建物で10ギガが使えるかを確認する
自分の建物で10ギガが使えるかどうかと、40戸以上・39戸以下のどちらのプランになるかは、NURO光公式サイトの「お申し込み」から住所を入れると、申し込みを完了する前にその場で分かります。
郵便番号7桁を入力し、表示された候補から丁目までの住所を選びます。
住宅タイプは「アパート / マンション / メゾネット等」を選択し、番地・号を入力して自分の建物を指定してください。
「ご利用いただけるプラン」に、2.5ギガと10ギガのそれぞれで○(提供エリア)か×(提供エリア外)が表示されます。

この画面例のように、2.5ギガは○でも10ギガは×と表示される建物もあるため、10ギガの欄に○が付いているかを必ず確かめておきましょう。
なお、判定が○であっても、物件の設備状況によっては導入できないケースもある点には注意が必要です。
自分の建物名が候補に出てこないときは「見つかりません」を選び、総戸数を「40戸以上」か「39戸以下」から選択します。
総戸数の選択を間違えると再申し込みが必要になって開通が遅れるため、戸数が分からない場合は管理会社や不動産会社へ確認してから進めてください。

