スマホがahamoなら、光回線もahamo光にそろえたほうがいいのか、それともNURO光にするべきでしょうか?

名前が同じぶん、ahamo光のほうが得なのではと考える人も多いはずです。

毎月の料金はahamo光のほうが安く抑えやすい一方、新規で3年間使う支払いの合計はキャッシュバックのあるNURO光のほうが安くなるケースが多いというのが答えです。

ただし、39戸以下の集合住宅で2.5ギガ・1ギガを比べる場合は金額の差や順位が変わります。

また、ahamo光はahamoの契約が必要ですが、スマホの料金が毎月割り引かれるセット割はありません。

利用者の実測データでは下りの速さに大きな差はなく、応答時間(Ping値)はNURO光のほうが短い結果でした。

NURO光とahamo光、どちらを選ぶ?

先に知っておきたい結論
  • 毎月の支払いを抑えたい:市販ルーターを使う場合もルーターを借りる場合も、戸建てで月440円〜770円、40戸以上のマンションで月770円〜1,100円ahamo光が安い
  • 3年間の支払い総額で選ぶ:新規の戸建て、40戸以上のマンション、10ギガはキャッシュバックのあるNURO光が安い。39戸以下の集合住宅で1ギガを使う場合は、ahamo光がマンションの料金なら、ルーターを借りても市販ルーターを使ってもahamo光が安い
  • 今の光コラボから工事なしで移りたい:転用・事業者変更ができるahamo光
  • スマホを乗り換える予定がある:ahamoの契約が前提にならないNURO光

毎月の料金の違い|ルーター代を含めて比べる

NURO光は月額基本料金とは別に、ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)料金 550円/月が必須です。

また、集合住宅は建物の総戸数でプランが自動的に決まり、39戸以下は戸建てと同じNURO 光(H)またはNURO 光 10ギガ(H)、40戸以上はNURO 光(M)またはNURO 光 10ギガ(M)になります。

一方、ahamo光の月額にはルーター代が含まれていません。

OCNバーチャルコネクトに対応したルーターを自分で用意するか、有料でレンタルする必要があります。

ahamo光 1ギガでルーターを借りる場合は、NTT東日本・NTT西日本エリアともドコモから月330円で借りられます。

住まい

NURO光

ahamo光

戸建て

5,720円

5,280円

マンション

39戸以下:
5,720円
40戸以上:
4,730円

3,960円

10ギガ

戸建て・
39戸以下:
6,600円
40戸以上:
6,270円

6,160円

毎月の支払額。NURO光はホームゲートウェイ代(550円)込み。ahamo光は2年定期契約の月額にルーターのレンタル料(1ギガは330円、10ギガは550円)を足した金額で、マンションはahamo光のマンションの料金。市販ルーターを使う場合のahamo光は戸建て4,950円、マンション3,630円、10ギガ5,610円(機器の購入費は別)

ルーターを借りた場合でも、ahamo光のほうが戸建てで月440円、40戸以上のマンションで月770円、ahamo光がマンションの料金になる39戸以下の集合住宅なら月1,760円安くなります。

なお、ahamo光でドコモ光電話(月550円)を契約する場合はドコモから対応ルーターを借りられ、無線LAN機能なしなら無料、無線LAN機能付きなら月330円です。

表のahamo光の月額は2年定期契約を選んだ場合の金額であり、定期契約なしを選ぶと1ギガは戸建て6,600円・マンション4,730円、10ギガは7,260円に上がります。

10ギガは、ahamo光 10ギガ(2年定期契約)に開通月から6か月目まで基本料金が月500円になる特典があり、7か月目以降はドコモからルーターを借りると月6,160円です。

3年間の支払いでは戸建て・40戸以上・10ギガでNURO光が安い

NURO光公式サイトのキャッシュバックキャンペーンでは、契約事務手数料(通常6,050円)が無料です。

基本工事費55,000円も36か月の分割払いと同額が毎月割り引かれ、3年間使えば実質無料になります。なお、NURO 光(M)とNURO 光 10ギガ(M)にかかる棟設備利用手数料11,000円も、12回分割と同額割引で実質無料です。

さらに開通月を含む3か月目まで月額基本料金とホームゲートウェイ料金が無料になり、有料オプション不要で2.5ギガなら40,000円、10ギガなら65,000円のキャッシュバックを受け取れます。

一方、ahamo光を新規で申し込む場合は、契約事務手数料4,950円と新規工事料(屋内配線を新設する派遣工事で28,600円など)が必要です。

新規工事料相当のdポイント(期間・用途限定)が利用開始月の7か月後の月から24か月に分けて進呈されるほか、ahamo光 1ギガ(2年定期契約)の申込みでは期間・用途限定のdポイント10,000ptが利用開始月の4か月後の月に進呈されます。

住まい

NURO光

ahamo光

戸建て

148,760円

195,030円

マンション

39戸以下:
148,760円
40戸以上:
116,090円

147,510円

10ギガ

戸建て・
39戸以下:
152,800円
40戸以上:
141,910円

196,050円

新規・36か月の月額合計に初期費用を足し、NURO光の基本キャッシュバックとahamo光の新規工事料相当dポイントを引いた目安。ahamo光は2年定期契約・マンションの料金・ルーターを借りる場合で、屋内配線を新設する工事(28,600円)と、10ギガは6か月目まで基本料500円の特典を反映。市販ルーターを使う場合のahamo光は戸建て183,150円、マンション135,630円、10ギガ176,250円(購入費は別)。1ギガの申込特典10,000pt、ブロードバンドユニバーサルサービス料は含めない

hikariくん
月々はahamo光のほうが安いのに、3年だと戸建てや40戸以上のマンションはNURO光が安くなるんですね。
NURO侍
キャッシュバックと最大3か月の無料期間の差が大きいですよ。ただ、39戸以下の集合住宅だとNURO光が戸建てと同じ料金になるので、ahamo光がマンションの料金なら逆転することもあります。

戸建て(2.5ギガ・1ギガ)では、ルーターを借りる場合で46,270円、ahamo光の申込特典10,000ptを差し引いても36,270円NURO光が安い計算です。

市販のルーターを使ってレンタル料を払わない場合でも、戸建てはNURO光のほうが34,390円(10,000pt考慮後で24,390円)安くなります。

40戸以上のマンションでも、ルーターを借りる場合に31,420円(10,000pt考慮後で21,420円)、市販ルーターを使う場合で19,540円(10,000pt考慮後で9,540円)NURO光が安い結果です。

一方、39戸以下の集合住宅(2.5ギガ・1ギガ)はNURO光が戸建てと同じNURO 光(H)になるため、ahamo光をマンションの料金で使えるなら順位が入れ替わります。

ルーターを借りる場合なら1,250円(10,000pt考慮後で11,250円)、市販ルーターを使う場合なら13,130円(10,000pt考慮後で23,130円)ahamo光のほうが安い計算です。

10ギガは、ahamo光が開通月から6か月目まで基本料500円になる特典を含めても、65,000円キャッシュバックのあるNURO光のほうが戸建て・39戸以下で43,250円、40戸以上で54,140円安くなります(ルーターを借りる場合)。

なお、NURO光の基本キャッシュバックは開通12か月目(15,000円)と18か月目(2.5ギガ25,000円・10ギガ50,000円)の2回に分かれており、開通11か月後と17か月後に届く案内メールから各45日以内にマイページで受取口座の登録が必要です。

期限内に手続きをしないと受け取れないため、スマホのカレンダーなどに登録しておきましょう。

また、NURO光は36か月の途中で解約すると工事費の残りを一括で支払うことになり、ahamo光も工事料相当のポイント進呈が終わる前に解約すると翌月からポイント付与が終了します。

速さの違い|利用者の実測で比べる

技術規格上の最大速度は、NURO光の2.5ギガが下り最大2.5Gbps、ahamo光の1ギガが最大1Gbps、10ギガはどちらも最大10Gbpsです。

利用者の測定結果を集めた「みんなのネット回線速度(みんそく)」では、下りの平均速度に大きな差はありませんでした。

平均値

NURO光

ahamo光

下り

967Mbps

869Mbps

上り

778Mbps

686Mbps

Ping値

11.3ms

20.1ms

有線の下り

1,494Mbps

1,509Mbps

みんなのネット回線速度(みんそく)に直近3か月で投稿された測定結果の平均。どちらも10ギガの投稿を含む(NURO光・ahamo光)

有線の下りはahamo光のほうがわずかに速いくらいで、どちらの投稿にも10ギガの利用者が含まれています。

はっきりと差が出たのは、応答の速さを表すPing値です。

NURO光の11.3msに対してahamo光は20.1msとなっており、反応速度が求められる用途ではNURO光が有利な数値と言えます。

ただし、NURO光は新規申込などでIPv4の接続方式にMAP-E(IPv4アドレス共有)が適用される場合があり、特定のポートを使う一部のオンラインゲームや外部へのサーバー公開は利用できないことがあります(ahamo光もIPoE方式の接続だけに対応しており、外部へのサーバー公開や一部のオンラインゲームなどが使えない場合があります)。

エリアと工事の違い

ahamo光 1ギガはNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光提供エリアで使えるため、NURO光が提供されていない地域でも申し込める場合があります(ahamo光 10ギガはフレッツ 光クロスの提供エリアが対象)。

現在フレッツ光やドコモ光などの光コラボを使っているなら、転用や事業者変更でahamo光へ乗り換えられ、新しい工事がいらない場合があります。

一方、NURO光は2.5ギガが21都道府県、10ギガが25都道府県の一部地域での提供です。

フレッツ光や光コラボから移る場合も、原則として新しく開通工事が必要になります。

光コラボを使っている人の乗り換え先ごとの手続き。ahamo光は事業者変更で新しい工事がいらない場合があり、NURO光は新規申し込みで開通工事が必要で、開通後に今の回線を解約する
光コラボから乗り換えるときの手続きの違い

NURO光の工事は、戸建てと39戸以下の集合住宅向けのNURO 光(H)・NURO 光 10ギガ(H)で宅内と屋外の2回、40戸以上の集合住宅向けのNURO 光(M)・NURO 光 10ギガ(M)で宅内の1回です。

工事当日は設置場所などを相談できる人の立ち会いが必要となります。

また、賃貸物件でNURO 光(H)またはNURO 光 10ギガ(H)を申し込む場合は、工事日の1週間前までに所有者や管理会社の工事許可が必要です。

一方、NURO 光(M)やNURO 光 10ギガ(M)は原則として利用者による許可取得が不要ですが、建物の状況によって連絡を求められる場合があります。

開通までの期間は、戸建てが1〜2か月程度、39戸以下の集合住宅が1〜3か月程度、40戸以上の集合住宅が最短1〜2週間が目安です(ahamo光は工事日確定から1ギガがおおむね2週間、10ギガがおおむね1か月半が目安)。

NURO光では開通までの間、申込者限定で最大2か月500円の開通前レンタルWi-Fi(初月は事務手数料2,200円が別途必要)をマイページから申し込めるため、ネットが使えない空白期間を減らせます。

NURO光が使える地域と住所の調べ方は、次の記事もあわせて確認してみてください。

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ahamoの契約との関係とセット割

ahamo光は、ahamoの携帯回線をペア回線として設定しないと申し込めません。

ペア回線はあくまで契約に必要な設定であり、ahamoのスマホ料金が毎月割り引かれるセット割(ドコモ光セット割など)とは別物です。

将来ahamoを解約したり他社へ乗り換えたりすると、事前にペア回線の変更やドコモ光へのプラン変更(プロバイダ変更手数料が必要)などの手続きが必要になり、ahamo光だけをそのまま残せるとは限りません。

NURO光はどの携帯会社のスマホを使っていても単独で申し込めます。

家族にソフトバンクやワイモバイルの利用者がいれば、月550円のNURO 光 でんわに加入することでおうち割 光セットを組むことも可能です。

契約期間と解約・乗り換え費用の違い

ahamo光の2年定期契約は2年ごとの自動更新です。

契約満了月の当月・翌月・翌々月以外に解約すると、1ギガは戸建て4,950円・マンション3,630円、10ギガは戸建て・マンション共通で5,610円の解約金がかかります。

NURO光は36か月契約(3年ごとの自動更新)です。

契約期間満了月を含む3か月間以外の解約には、NURO 光(H)で3,643円、NURO 光(M)で2,653円、NURO 光 10ギガ(H)で4,523円、NURO 光 10ギガ(M)で4,193円の契約解除料がかかります。

また、NURO光の解約時に回線設備の撤去は任意ですが、賃貸物件などで所有者や管理会社から原状回復を求められた場合は、撤去工事費19,800円が必要です。

なお、NURO光は開通月を含む3か月目の末日までに回線の解約が完了すれば、月額基本料金も契約解除料も工事費残債もかかりません(機器返却の送料等は自己負担)。

自宅で実際の通信速度を試してから、継続するかどうかを決められます。

今の回線から乗り換える場合の解約金還元特典は、どちらにも用意されているのが特徴です。

  • NURO光の他社解約金還元:他社固定回線の解約金・工事費残債・撤去費やホームルーター・モバイルルーターの解約金・端末残債を、1回線分・現金で最大60,000円まで還元(開通5〜7か月目の末日までに発送されるシートで証明書を提出)
  • ahamo光の乗り換え特典:2年定期契約を「新規」「光回線再利用」「事業者変更」で申し込む場合、他社光回線または他社ホームルーターの解約金・撤去工事費・端末残債・工事費残債相当を、期間・用途限定のdポイントで最大100,000pt進呈(利用開始月の4か月後の月末までに証明書をアップロード、6か月後の月に進呈。フレッツ光からの転用とモバイルルーターは対象外)

ahamo光からNURO光へ乗り換える場合の解約金や工事費残債も、NURO光の特典で最大60,000円まで還元を受けられます。

申し込みはNURO光公式サイトから進めましょう。

NURO光が向いている人・ahamo光が向いている人

ここまでの違いを踏まえると、それぞれ次のような人に向いています。

  • NURO光が向いている人:戸建てや40戸以上のマンション、または10ギガで3年間の支払い総額を抑えたい人、スマホを将来ahamo以外へ乗り換える可能性がある人、オンラインゲームなどでPing値の短さを重視する人
  • ahamo光が向いている人:ahamoを長く使い続ける予定で毎月の支払いを安く抑えたい人、ahamo光をマンションの料金で使える39戸以下の集合住宅で1ギガを安く使いたい人、フレッツ光や他社光コラボから工事なしで移りたい人、NURO光の提供エリア外に住んでいる人

NURO光とahamo光の比較でよくある質問

ahamoを使っているなら、ahamo光のほうが必ず得ですか?

毎月の料金はahamo光のほうが安く抑えやすいものの、スマホ料金のセット割はありません。

新規で3年間使う支払いの合計では、戸建てや40戸以上のマンション、10ギガならキャッシュバックのあるNURO光のほうが安くなる計算です(39戸以下の集合住宅で1ギガを使う場合は、ahamo光がマンションの料金なら、ルーターを借りても市販ルーターを使ってもahamo光が安くなります)。

ahamo光のルーターは借りないといけませんか?

OCNバーチャルコネクトに対応した市販ルーターを自分で用意すれば、レンタルは不要です。

レンタルする場合は、1ギガ(ドコモ光電話なし)が月330円、10ギガが月550円で、どちらもドコモから借りられます。

一方、NURO光はWi-Fi機能付きのホームゲートウェイが月550円で必須です。

ドコモ光やahamo光から、工事なしでNURO光に移れますか?

原則として工事なしでは移れません。

NURO光はフレッツ光と別の設備を使うため、新しく開通工事をしてから今の回線を解約する流れです。

まとめ|月々の安さのahamo光、3年間の支払いのNURO光

ahamo光は毎月の料金を抑えやすく、39戸以下の集合住宅でマンションの料金になる場合や、光コラボから工事なしで移りたい場合に向いています。

一方、戸建てや40戸以上のマンション、10ギガで新規に3年間使うなら、キャッシュバックと無料期間があるNURO光のほうが支払いの合計を大幅に抑えられます。

利用者の実測では下りの速さに大きな差はありませんが、Ping値の短さやスマホを乗り換えてもそのまま使える点もNURO光の強みです。

NURO光にするなら、まずは公式サイトの「お申し込み」から住所を入れて、使えるかどうかを調べてみてください。