賃貸アパートやマンションの場合、NURO 光には以下の2つのプランが用意されています。
・「NURO 光(マンション)2G」
・「NURO 光(マンション)10G」
多くの場合、マンション、アパートなどの集合住宅で新たにNURO光を申し込むと、大家さんから工事許可を取る必要があります。
ですが、説明や交渉の仕方を間違えると、大家さんから許可をもらえないことがあります。
本記事では、NURO 光の契約で、大家さんの許可が必要なケースと、工事の交渉を成功させるためのコツを解説します。

NURO 光の契約で大家の許可が必要なケース
大規模マンションなどでは、NURO光の設備がマンション内に設置されている場合があり、新たに開通工事を行う必要はなく、すぐにご利用を開始できる場合があります。
しかし、多くの場合は新たにケーブルを引き込む工事が必要になります。
既存の回線をそのまま使うわけではなく、工事関係者が実際にマンションに立ち入り、工事を行うことになりますので、事前に大家さんに許可を取っておく必要があります。
交渉に失敗すると工事の許可が下りない
様々な理由から、マンション内で通常プランを利用する際に行う工事を許可してくれない大家さんもいます。
また、保有しているマンションに傷をつけられてしまうのではないかという考えから、マンションそのものに手を加えられることを問題視している傾向もあります。
ネットが遅い…でも「大家さんの許可」が最大の壁?
hikariくんマンションのVDSL回線が遅すぎて、夜になると動画が止まっちゃうんです。NURO光に換えたいんですけど、賃貸だから工事が不安で…。
NURO侍それはストレスですね。賃貸マンションやアパートでNURO光を導入するとき、一番の難関は『大家さんや管理会社の許可取り』です。でも安心してください。実は、断られる理由のほとんどは『誤解』によるものなんですよ。
hikariくん誤解ですか?『工事=壁に穴を開ける』と思われているからでしょうか?
NURO侍その通り!さらに2025年からは、NURO光の仕様が変わって以前よりもずっと許可が取りやすくなっています。今回は、元の記事の内容をパワーアップさせて、『こう言えば許可が出る!』という最新の交渉術を徹底解説しますね。
大家さんが「工事を拒否する」4つの本当の理由
大家さんがインターネット回線の工事を提案された際に心配していることは主に4つあります。
まずは相手の立場になって考えてみましょう。大家さんが「ノー」と言うのには、明確な理由があります。ここを理解せずに突撃しても玉砕してしまいます。
1.建物に傷がつくのではないか
建物に傷がつくのが怖い(穴あけ・ビス留め) 最大の懸念です。「光回線の工事=ドリルで壁に穴を開ける」というイメージが強く、ネット回線を敷設することにより、建物の資産価値が下がることを恐れています。建物に穴が開いたり、建物の壁の中にパイプを設置したりして、あらかじめ決めておいた図面との構造が変わってしまい、後々面倒なことになるのではないかといった不安がついてまわります。
工事方法は概ね2つ方法があります。 エアコンなどの既設穴から線を通す方法と、MDFなどの配線盤から線を通す方法です。

光回線の新規工事では、『光キャビネット』と呼ばれる中継機器を外壁に設置する必要があります。
こちらの設備は外壁に穴を開け、ボルトやビスなどで固定する必要がありますが、工事業者によっては強力な両面テープで対応してくれる場合もあります。
また、外壁に引き留め金具などの部品が設置されている場合は、新たに穴を開ける必要はありません。
建物内の通信設備を確認できる状況であるのであれば、留め金具があるかどうかや、光キャビネットを設置するスペースがあるかどうかなどを事前に確認したうえ、両面テープでの固定が可能かも、事前に工事業者に問い合わせてみると良いでしょう。棟内にMDF室がある場合は、スペースに限りがある場合のみ利用が可能になります。
2.管理が面倒になるのではないか
管理が面倒になる マンションのオーナーの方は、工事の際の立ち会いが可能となっていますが、その後の管理は、回線装置とパソコン間の設定など、契約者自身が行うものとなりますので、オーナーが管理する必要はありません。
3.他の住人の迷惑になるのではないか
他の入居者からの苦情が怖い 「何度も業者が出入りして騒がしいのではないか」「共用部分(MDF室)を勝手にいじられるのではないか」という不安です。
ビルのオーナーさんは『工事の騒音で他の住人の方に迷惑がかかってしまうのではないか』とも思っています。
ですが光回線の開通工事では、騒音がほとんど発生しません。
発生しても生活レベルの騒音ですので、特に問題になることはないでしょう。
ただし、通路やホールなどの共用部が狭い場合には、業者の方が数時間立ち入ることで他の住人の方の通行の邪魔になるといったことは予想されます。
実際に工事の業者の方が来た時のことを、具体的にイメージしてみて、大家さんへ提案を打ち出せるかどうか、今一度確認してみましょう。
エレベーター点検や掃除なども日頃から行われていますし、何日間も居座るわけではないので、行なっても全く問題はないですが、作業は人が通らない時間帯を狙って行われることが多いです。
4.退去時の撤去はどうするのか
退去時のトラブルが面倒 「入居者がいなくなった後、残された回線設備はどうなるのか?」「撤去費用は誰が払うのか?」という事務的な懸念です。
もし住んでいる賃貸を退去したいのであれば、設置した光回線も同時に撤去する必要があります。
撤去時も開通工事と同様、業者による数時間の原状回復が必要になります。
もしも引っ越してきて数ヶ月といった場合ですと、またすぐに引っ越しをしてしまうのではないか?といった理由から、撤去時の面倒も考え、許可を出してくれないケースがあります。
許可を出してもらいやすくするためには、建物に長い間住むつもりであるという事を、大家さんにアピールする必要があります。
また光回線を撤去する際には、11,000円の撤去費用がかかりますので、予め注意が必要です。
大家さんが心配していることへの対処法
大家さんに許可を出してもらうためのコツ
ここからは、ビルの管理会社に光回線の工事を許可してもらうためのコツをご紹介します。
光回線の開通の工事のメリットを説明する

築年数が古く、通信設備があまり整っていない建物では、光回線の開通工事を行うことで得られるメリットが大きい傾向にあります。
光コンセントを設置することで後の工事の手間を省ける
光回線を利用する際には、光コンセントの設置が必須となります。
今後、他の入居者が光回線を利用したい際には、新たに光コンセントの設置が必要なくなります。
回線工事をしても支障がないようにする

大家さんに光回線の工事を提案する前に確認すべきことは以下の通りです。
- 他の住人の通行の邪魔にならない時間帯で工事は可能か
- 光キャビネットの設置で外壁に穴が開く可能性があるか、もしくは両面テープでの施工が可能か
- 光キャビネットを設置できるスペースがあるか
- ケーブルや設備などが煩雑になっており、管理がお手上げ状態になっていないか
特に両面テープでの施工では、建物本体に一切傷つけることがありませんので、交渉の際に持ち出すと許可がおりる確率が上がります。
また NURO 光では、回線工事の際に大家さんへ提案する際に必要な専用のガイドラインが提供されています。
こちらをご活用の上、大家さんへ提案してみましょう。
交渉を有利に進める「3つの武器」

2025年、NURO光はサービスを刷新しました。これまでの「工事が大変な回線」というイメージを覆す新事実が、あなたの強力な武器になります。
① 工事は「2回」だが、1回目は30分〜1時間程度
マンションの場合、宅内工事(1回目)と屋外工事(2回目)の計2回が必要です。 管理会社には正直に「2回あります」と伝えた上で、「1回目は私の部屋の中だけの作業で、時間は1時間もかかりません。共用部での大きな音も出ません」と付け加えることで、心理的な負担を軽減させます。
② 「穴あけなし」が標準的な工法に
現在の光回線工事は進化しており、「壁に穴を開ける」のは最終手段です。
- 電話線の配管を利用: すでにある電話線用の管を通すので、外壁に傷はつきません。
- エアコンダクトの利用: エアコンの配管の隙間を利用します。
- ビス留め不要の固定: 屋外の配管も、強力な両面テープや既存の金具を使って固定できるため、ビス穴すら開けない相談が可能です。
③ 契約の縛りなし!新しい「NURO 光」の登場
2025年からの新プランでは「最低利用期間」や「違約金」が撤廃されました。これにより、「もし管理会社から後で撤去を求められても、いつでもやめられる(金銭的リスクが低い)」という説明がしやすくなりました。
実践!管理会社・大家さんへの「失敗しない伝え方」
では、具体的にどう伝えればいいのでしょうか?より成功率を高める方法を整理しました。
STEP 1:
いきなり大家さんに電話してはいけません。まずはNURO光公式サイトで自分の部屋が提供エリア内か確認してください。
電話をかける相手は、基本的には「管理会社」です。
【電話で伝える場合のセリフ例】
「〇〇(マンション名)の〇〇号室の者です。ネット回線をNURO光にしたいのですが、工事の許可をいただけますか? 工事といっても、既存の電話線の配管を使うので、壁に穴を開けることはありません。万が一、壁に穴を開ける必要がある場合は当日キャンセルします。また、工事も短時間で終わります。退去時には必要であれば元通りに戻すことも可能です。」
電話で「内容をメールで送って」と言われた場合や、最初から書面で送る場合に電話やメールでそのまま使えるテンプレートを用意しました。
【メール・手紙で送る場合のテンプレート】
| 項目 | 内容 |
| 件名 | インターネット回線(NURO光)導入工事のお願い |
| 本文 | 〇〇マンション〇〇号室の(自分の名前)です。 この度、自宅のネット環境改善のため「NURO光」の導入を検討しております。 本工事は基本的には既存の配管を利用するため、建物への穴あけや傷が発生しない仕様となっております。 また、工事回数も短時間で、他の入居者様へご迷惑をおかけすることもございません。 退去時には必要に応じて回線撤去が可能です。その際は撤去費は自己負担します。 工事説明書を添付しますのでご確認ください。 導入に際し、管理上の注意点などあればご教示いただけますでしょうか。 |
もし「ダメ」と言われたら?逆転の代替案
hikariくんそれでも『うちはNTT以外の工事は一律禁止なんだ』って頑固に言われたらどうすればいいですか?
NURO侍管理会社を介さず大家さんに直接聞ける状況であれば、直接聞いてみるのも良いかもしれません。管理会社が面倒で止めているだけの場合、大家さん本人は「いいよ」と言ってくれるケースがあります。また、「撤去時に壁を補修する」と約束する 念書を書くことで納得してもらえる場合があります。
2026年は「許可取り」の絶好のチャンス
マンションでのNURO光導入は、確かに2回の工事というハードルがあります。しかし、「穴をあけない」「退去時には元に戻せる」という2点を丁寧に説明すれば、許可をもらうことは決して難しくありません。
- 「穴は開けない」「1回目は室内のみ」を強調して相談!
- 「退去時には元に戻せる」
hikariくんなるほど!最新の情報を持っていけば、交渉も怖くないですね。さっそく今のマンションが対応しているか調べてみます!」
NURO侍その意気です。快適な爆速ネット環境を手に入れるために、まずは第一歩を踏み出しましょう!

