「うちのF660Aより、HG8045Qのほうが速いのでは」「古い機種だから、新しいものに替えてもらえないかな」。
ONUの型番を調べると、こんな疑問が浮かびます。
F660A(ZTE製)とHG8045Q(Huawei製)は、どちらもWi-Fi 5対応で、有線LANポートは1Gbpsが3つです。
メーカーと管理画面は違いますが、どちらの機種が届いたかによって、得をしたり損をしたりするわけではありません。
速さに影響するのは、機種よりも5GHz帯につないでいるか、ONUをどこに置いているかです。
交換時に型番を指定することはできませんが、調子が悪いときは無償で交換してもらえる場合があります。
Wi-Fi 6を使いたいなら、市販ルーターを足すか、10Gアップグレードで新しいONUに替える方法があります。
F660AとHG8045Qの仕様比較|速度に差はある?
どちらも、以前の2ギガのプラン(NURO 光 戸建て向け2G、NURO 光 for マンション)で提供されていたONUです。
光回線の終端装置とWi-Fiルーターが1台にまとまっていて、別にルーターを用意しなくてもWi-Fiを使えます。
| 項目 | ZXHN F660A | EchoLife HG8045Q |
|---|---|---|
| メーカー | ZTE | Huawei |
| 外観 | ![]() | ![]() |
| Wi-Fiの規格 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) |
| 5GHz帯の最大速度 | 1.3Gbps | 取扱説明書に記載なし |
| 2.4GHz帯の最大速度 | 450Mbps | 取扱説明書に記載なし |
| 有線LANポート | 1Gbps × 3 | 1Gbps × 3 |
| 1つのSSIDにつなげる台数の設定範囲 | 1〜10台 | 1〜32台 |
| 管理画面のアドレス | 192.168.1.1 | 192.168.1.1 |
HG8045QはWi-Fiの最大速度が取扱説明書に載っておらず、数値を並べて比べることはできません。
それでも、同じWi-Fi 5の機種で、有線LANポートも同じ1Gbpsです。どちらか一方がはっきり速い、という組み合わせではありません。
有線で出せる速さはどちらも1台あたり1Gbpsまで
2機種に共通する弱点は、LANポートが1Gbpsまでという点です。
2ギガのプランを契約していても、有線でつないだパソコン1台が使える速さは1Gbpsが上限になります。
F660AのWi-Fiの1.3Gbpsも規格上の理論値で、実際の速度は部屋の環境やスマホ・パソコンの性能で下がります。
つなげる台数の上限はHG8045Qのほうが多い
表で数字に差があるのは、1つのSSIDにつなげる台数の上限です。
管理画面で設定できる上限は、F660Aが10台、HG8045Qが32台です。
hikariくん
NURO侍公式のサポートページでも、Wi-Fiが遅いときは、同時につないでいる機器を一時的に減らしてみる方法が案内されています。
スマホやゲーム機、スマート家電が多い家なら、機種の差より、今つながっている台数を見直すほうが先です。
F660A・HG8045Qは使い続けて大丈夫?交換できるケース
今NURO光に新しく申し込んだ場合、届くのはWi-Fi 6以上に対応したONUで、F660AやHG8045Qではありません。
とはいえ、速さやつながり方に不満がないなら、急いで替える必要はありません。
型番を選んで替えてもらうことはできない
NURO光では、ONUの機種を利用者が指定することはできません。
「Wi-Fi 6の機種にしたい」という希望だけで、新しい型番へ替えてもらうこともできないと公式に案内されています。
一方で、ONUの調子が悪いときは、無償で交換してもらえることがあります。
hikariくん
NURO侍ただし、交換で届くのは原則として今と同じメーカーの機種で、一部の機種は別メーカーの同等機種になります。
整備済みの機器が届く場合もあり、交換すればWi-Fi 6の新しい機種になるとは限りません。
故障かなと思ったときの交換手続き
電源が入らない、ランプが消えたままというときは、電源ケーブルを抜いて差し直し、別のコンセントにもつないでみます。
それでも直らないときの申し込み先は、NURO光公式の故障・交換手続きのページにあるONU交換申請フォームです。
異常に熱い、異音がする、勝手に再起動を繰り返すといった症状は、フォームではなくチャットサポート(9時〜18時)へ相談します。
申請の受付から4営業日後に、登録している設置先の住所へ届きます。
配送予定日は、マイページで見られるほか、変更もできます。
光ケーブルと電源をつなぎ替え、新しいONUのシールに書かれたSSIDとパスワードで、スマホやパソコンをつなぎ直します。
ONU本体、電源アダプタ、スタンド(同梱されていた場合)を自分で箱に詰め、着払い伝票で好きな配送業者から送ります。
送料はかからず、返す期限は受け取りから21日以内が目安です。
返却が確認できないと督促状が届き、督促の翌月10日までに返せなければ機器損害金12,100円がかかります。送り状の控えは、返却が確認されるまで手元に残しておきましょう。
もう一つ、ONUを交換すると、インターネットの接続方式がMAP-Eに切り替わる場合があります。
MAP-Eでは、特定のポートを使う一部のオンラインゲームを利用できず、サーバーを外部に公開することもできません。今ポート開放をしている人は、交換前に知っておきたい点です。
NURO光の申し込みは公式サイトから

NURO光公式サイトから申込むと以下のキャンペーン特典があります。
・10ギガなら65,000円キャッシュバック
・2.5ギガなら40,000円キャッシュバック
・オプション申し込み必要なし(申し込みなら最大50,000円キャッシュバック)
・光でんわ申し込みでさらに10,000円キャッシュバック
・光でんわ利用でソフトバンク/ワイモバイルが毎月最大1,650円割引
・工事費実質無料
・最大3か月基本料金と事務手数料無料
・3か月目末日までの解約で、契約解除料と工事費残債が免除
・さらに他社解約金が最大60,000円還元
・開通までの期間Wi-Fiレンタルが最大2ヶ月500円で利用可能
・設定サポート(リモート/訪問) 1回無料
F660A・HG8045Qの初期パスワードと管理画面へのログイン方法
Wi-Fiのネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)は、ONUの側面か底面に貼られたシールに書いてあります。
設定を変えるときは、ONUにつないだスマホやパソコンのブラウザを開き、アドレスバーに「192.168.1.1」と入力します。
検索サイトの検索窓ではなく、アドレスバーへ直接入れてください。
| 機種 | ユーザー名 | パスワード |
|---|---|---|
| F660A | admin | admin、またはWi-Fiの初期パスワード(シールの暗号化キー) |
| HG8045Q | admin | admin |
F660Aは、公式サポートページの中でも「admin」と「Wi-Fi初期パスワード」の2通りの案内があります。片方で入れなければ、もう片方を入力してみてください。
F660Aでパスワードの変更を求められたら、大文字・小文字・数字を組み合わせた10文字以上で新しく決めます。
管理画面でできる主な設定は、SSIDやパスワードの変更、無線チャンネルの固定、ポート開放(F660Aは「仮想ホスト」、HG8045Qは「ポートマッピング設定」)です。
画面ごとの操作は、NURO光公式サイトの機器・取扱説明書の一覧から、各機種の取扱説明書(PDF)で確認できます。
F660A・HG8045Qが遅い・途切れるときに試す5つの手順
速度が落ちたと感じたら、ONUの故障を疑う前に、次の順番で原因を探っていきます。
正常なときは、ONU前面の「LINE」と「WAN」が緑に点灯しています。
「ALARM」が赤く点灯していれば光の信号に異常が出ているので、NURO光公式サイトの障害・メンテナンス情報もあわせて見ておきます。
スマホやパソコンを再起動しても直らなければ、ONUの電源プラグを抜き、5分ほど待ってから差し込みます。
市販のWi-Fiルーターもつないでいる場合は、そちらを先に再起動します。
2.4GHz帯は壁や家具などの障害物に強く、5GHz帯は速さが出やすいうえに電波の干渉も受けにくいのが特長です。
2.4GHz帯につないでいたら、シールにあるもう一つのSSIDへ切り替えます。
近所のWi-Fiと混み合うときは、管理画面で5GHz帯のチャンネルを36・40・44のどれかに固定する方法もあります。
パソコンをLANケーブルでONUにつなぎ、有線のほうがWi-Fiより速ければ、原因はWi-Fiの電波の届き方にあります。
CAT5以下の古いケーブルは速度が落ちる原因になるため、LANケーブルはCAT5e以上のものを使ってください。
床置きや部屋の隅、電子レンジや水槽の近くを避け、床から1〜2mの高さで家の中央に近い場所へ移します。
布やカバーをかけると熱がこもって動作が不安定になるため、本体の周りは空けておきます。
hikariくん
NURO侍本体のRESETボタンを長く押すと、工場出荷時の状態に戻り、Wi-Fiのパスワードなどの設定が消えます(F660Aは5秒以上、HG8045Qは10秒以上)。再起動は電源プラグの抜き差しで行いましょう。
F660A・HG8045QでWi-Fi 6を使いたいときの2つの方法
F660AとHG8045Qは、どちらもWi-Fi 6には対応していません。
Wi-Fi 6を使う方法は、市販ルーターを足すか、10Gアップグレードで新しいONUに替えるかの2つです。
市販のWi-Fi 6ルーターをAPモードでつなぐ
手軽なのは、市販のWi-Fi 6ルーターを買って、ONUのLANポートにつなぐ方法です。
このとき市販ルーター側をAPモード(ブリッジモード)に切り替え、ルーターの役目はONUに任せます。

ルーターモードのまま二重につなぐと、ポート開放やUPnP、一部のオンラインゲームで不具合が出ることがあります。
モードの名前や切り替え方は製品ごとに違うため、ルーターの説明書に沿って設定してください。
ただし、ONUのLANポートは1Gbpsなので、市販ルーターを通しても1Gbpsが上限です。
Wi-Fi 6で通信するには、スマホやパソコンもWi-Fi 6に対応している必要があります。
10GアップグレードでWi-Fi 6対応のONUに替える
対象の旧2ギガプランには、契約解除料と工事費残債を免除して10ギガへ切り替えられる「10Gアップグレード」があります。別途、事務手数料3,300円がかかります。
切り替えると宅内工事があり、Wi-Fi 6対応のONUを使えるようになります。
申し込めるのは、戸建て向けのプランが利用開始から13か月目以降、マンション向けが25か月目以降(一部のプランは37か月目以降)です。
手続きはマイページの「ご契約情報」から「10Gアップグレードの手続き」へ進みます。お住まいのエリアによっては申し込めない場合もあります。
支払方法がコンビニ払いだと受け付けてもらえないため、先に口座振替かクレジットカードへ変えておきましょう。
hikariくん
NURO侍注意したいのは、契約そのものが10ギガのプランに変わる点です。
2ギガのプランでまだ受け取っていないキャッシュバックがあると、受け取る権利がなくなります。
つながるメッシュWi-FiやSo-netメールなど、10ギガのプランで提供していないオプションも引き継げません。
F660A・HG8045Qに関するよくある質問
- F660AとHG8045QはWi-Fi 6に対応していますか?
-
どちらもWi-Fi 5までで、Wi-Fi 6には対応していません。
Wi-Fi 6を使うなら、市販のWi-Fi 6ルーターをAPモードで追加するか、10Gアップグレードを検討します。
- Wi-Fiの初期パスワードはどこに書いてありますか?
-
ONUの側面か底面にあるシールに、SSIDと一緒に「暗号化キー」として書かれています。
- F660AやHG8045Qの取扱説明書はどこで見られますか?
-
NURO光公式サイトの「ご提供する光回線機器に関して」のページで、機種ごとの取扱説明書(PDF)を見られます。
- 古いONUを無料で新しい機種に替えてもらえますか?
-
型番を指定した交換はできません。
調子が悪いときは無償で交換してもらえる場合がありますが、届くのは原則として同じメーカーの機種です。
まとめ|F660AとHG8045Qの差は小さく、速さは使い方で変わる
F660AとHG8045Qは、どちらもWi-Fi 5・有線1Gbpsの機種で、どちらが届いても性能に大きな差はありません。
遅いと感じたら、再起動、5GHz帯への切り替え、置き場所の見直しから始めてみてください。
故障なら無償で交換してもらえますが、新しいONUを受け取ったら21日以内を目安に古いONUを返送します。
Wi-Fi 6を使いたくなったら、市販ルーターを足すか、10Gアップグレードで契約ごと切り替えるかを選びます。



