関西で速い光回線を探していると、最後はNURO光とeo光のどちらにするかで手が止まるのではないでしょうか?
NURO光とeo光はどちらも独自の光回線を使っており、実際の通信速度はほぼ互角です。
そのため選ぶときは、スマホのセット割、住所と建物、3年間の支払いと特典の3つで比べると答えが見えてきます。
ソフトバンクやワイモバイルならNURO光、auやUQ mobile、mineoならeo光を選ぶのが基本です。
なお、和歌山県はNURO光の提供エリア外のため、独自の光回線を選ぶならeo光になります。
NURO光とeo光の違いを一覧で比較
まずは両社の主力プランである戸建て向けの2.5ギガ・1ギガを中心に、必須費用込みの支払額と主な仕様を一覧で比べてみましょう。
eo光は戸建て向けの通常プラン「eo光ネット(1ギガコース・即割あり)」を基準にしています。
項目 | NURO光 | eo光 |
|---|---|---|
戸建ての | 5,720円 | 1年目 |
マンション | 4,730円 | 建物ごとに |
10ギガ | 6,600円 | 1〜6か月 |
最大速度 | 下り2.5Gbps | 1Gbps |
主な特典 | 現金40,000円 | 1年目の |
スマホの | ソフトバンク | au |
契約期間 | 3年 | 即割は2年 |
関西地方の | 大阪・兵庫・ | 関西2府4県 |
NURO光とeo光の主な違い(月額は必須費用込み)
NURO光は月額基本料金とは別に、ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)料金 550円/月が必須です。
表の金額は、月額基本料金であるNURO 光(H)の5,170円やNURO 光(M)の4,180円、NURO 光 10ギガ(H)の6,050円に、この550円を足した毎月の支払額(ホームゲートウェイ代込)を示しています。
一方、eo光の戸建て月額は、基本料金(1ギガコース5,500円、10ギガコース6,530円)に無線ルーター機能(Wi-Fi)の105円/月を足した金額です。
ネットと同時申し込みなら無線ルーター機能は最初の12か月間無料で利用可能です。
電話やテレビを付けないネット専用のeo光シンプルプラン(10ギガ)なら、2年目から5,605円で済みます。
また、10ギガプランで比べる場合は提供範囲の広さにも違いがあり、NURO光は関西5府県の一部地域に限られますが、eo光は戸建て提供エリアの99%以上で10ギガコースに対応しています。
通信速度はほぼ互角|実測の平均はどちらも下り900Mbps台
技術規格上の最大速度は、NURO光の2.5ギガプランが下り最大2.5Gbps、eo光の1ギガコースが送受信最大概ね1Gbpsとなっており、カタログ上の数値ではNURO光が優勢です。
ですが、実際の利用者が投稿した測定結果が集まる「みんなのネット回線速度(みんそく)」を見ると、実測の平均速度に大きな差はありません。
平均 | NURO光 | eo光 |
|---|---|---|
下り | 967.21 | 989.33 |
上り | 778.49 | 903.51 |
Ping | 11.3 | 15.41 |
夜の下り | 1,036.47 | 1,037.2 |
出典:みんなのネット回線速度(NURO光・eo光)2026年10月時点の直近3か月の平均。夜は20〜22時59分
どちらの集計にも10ギガなど上位コースの測定結果が含まれており、回線が混み合う夜の時間帯でも下り平均1,000Mbpsを超える速さです。
応答速度を示すPing値も11ms台と15ms台でどちらも低く、高画質動画の視聴や一般的なオンラインゲームで困るほどの差はありません。
ただし、NURO光のIPv4接続は従来のデュアルスタック方式からMAP-E方式へ順次移行中です。
新規申し込みなどでMAP-E方式が適用された場合、IPv4アドレスを他ユーザーと共有する仕組みのため、特定のポートを使う一部のオンラインゲームや外部へのサーバー公開が利用できないケースがある点には注意しておきましょう。
普段の通信速度だけでは優劣をつけにくいからこそ、ここからは3つの選び方で具体的に比べていきます。
選び方1|スマホのセット割で選ぶ
毎月の支払いでいちばん大きな差がつくのは、家族のスマホに適用されるセット割です。
- ソフトバンク(NURO光):対象プランで1,100円割引(一部プランは550円)
- ワイモバイル(NURO光):シンプル3 S/M/L・シンプル2 M/Lで1,650円割引(シンプル2 Sは1,100円)
- au・UQ mobile(eo光):主なプランで最大1,100円割引
- mineo(eo光):スマホではなくeo光の月額から330円割引(1回線のみ)
スマホ側の割引を受けるには、NURO光ならNURO 光 でんわ(月額基本料金550円)、eo光のau・UQ mobileならeo光電話(ネットとセットで基本料金0円+電話アダプター利用料314円/月)への加入が必要です。
なお、eo光でも戸建て向けネット専用の「eo光シンプルプラン」と、NTT回線を使う「eo光ネット(type N)」は、auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割の対象外となるため注意してください(mineoとのセット割はどちらも対象です)。
たとえば家族3人がソフトバンクの対象プランを使っていれば、NURO光でスマホ代から毎月合計3,300円引かれ、固定電話代550円を差し引いても月2,750円安くなります。
同じように家族3人がauなら、通常のeo光ネットで毎月最大3,300円引かれ、電話アダプター代314円を引いた後の実質割引額は最大で月2,986円です。
戸建ての光回線の月額支払額は2年目以降で115円しか差がないため、家族のスマホキャリアに合わせて選ぶほうが通信費全体は安くなります。
hikariくん
NURO侍選び方2|住所と建物で選ぶ
NURO光が関西地方で提供されているのは、大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県の一部地域です。
和歌山県はNURO光の提供エリア外のため、独自の光回線を選ぶならeo光一択となります。
対するeo光(通常のeo光ネット・eo光シンプルプラン)は、和歌山県を含む関西2府4県に加え、福井県の小浜市・高浜町・おおい町・若狭町の一部も提供エリアです。
ただし、どちらも同じ市区町村内で番地や周辺設備によって申し込めないケースがあるため、最後は実際の住所を入力して提供エリアを確認しましょう。
また、引っ越しなどで使い始めたい時期が決まっている場合は、開通までの期間と工事の回数も確認しておきたいポイントです。
NURO光は戸建てで1〜2か月程度、39戸以下の集合住宅で1〜3か月程度が目安で、原則として宅内工事と屋外工事の2回の立ち会いが必要です。一方、40戸以上の集合住宅向けプランであるNURO 光(M)は宅内工事1回のみで、最短1〜2週間で開通します。
eo光の戸建て(ホームタイプ)も、宅内調査と開通工事の2段階で進み、双方に立ち会いが必要です。
マンションは建物に入っている設備と戸数で決まる
マンションやアパートにお住まいの場合は、両社でプランの決まり方に大きな違いがあります。
eo光のマンション向けには、オプテージの自社設備を使う「eo光ネット【マンションタイプ】」と、NTT西日本などの光回線を使う光コラボの「eo光ネット(type N)」があり、お住まいの建物に導入されているプランを申し込めます。
独自回線のマンションタイプは建物ごとに月額料金が決まっており、平日の標準工事費は無料で、戸建てのような工事費の分割払いや途中解約時の残債もありません(契約事務手数料3,300円は別途かかります)。
ただし、建物内の配線方式がVDSL方式やイーサネット方式の物件では、最大速度が概ね100Mbps(一部イーサネット物件は1Gbps)に制限されるため、申し込む前に建物の配線方式と選べるコースを確かめておきましょう。
なお、NTT設備を使うeo光ネット(type N)のマンションタイプ(1ギガ・100MコースはWi-Fi込み月額4,070円)は独自回線ではなく、auやUQ mobileのセット割も対象外です。
一方、NURO光は建物全体の総戸数によってプランが自動的に決まります。
40戸以上の集合住宅ならNURO 光(M)で月4,730円(ホームゲートウェイ代込)、39戸以下なら戸建てと同じNURO 光(H)で月5,720円(ホームゲートウェイ代込)です。
集合住宅にお住まいなら、まずeo光の導入状況・配線方式と、NURO光公式サイトの住所判定でエリア内かどうかを両方調べてから比べてみてください。
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選び方3|3年間の支払いと特典で選ぶ
スマホのセット割を含めずに戸建て単体の費用で比べると、1年目はeo光、3年間の実質合計ではNURO光が安くなります。
eo光は1年目の月額が3,280円に下がる一方、NURO光は開通から最大3か月間の月額基本料金・ホームゲートウェイ料金無料と40,000円のキャッシュバックで差を逆転する形です。
期間 | NURO 光(H) | eo光 |
|---|---|---|
1〜3か月 | 0円 | 3,280円 |
4〜12か月 | 5,720円 | 3,280円 |
13〜36か月 | 5,720円 | 5,605円 |
3年間の | 148,760円 | 177,180円 |
戸建ての毎月の支払いと3年間(36か月)の実質合計(必須費用込み、eo光は即割)
NURO光の合計はキャッシュバック40,000円を差し引いた金額で、契約事務手数料は特典で無料です。eo光の合計には契約事務手数料3,300円を含めています。
工事費(NURO光は55,000円、eo光は29,700円)は、どちらも分割払いと同額が毎月割り引かれて実質無料となるため0円として計算しており、スマホのセット割や固定電話の料金は含めていません。
3年間の実質合計ではNURO光が28,420円安くなりますが、キャッシュバック40,000円を受け取り忘れると支払総額は188,760円となり、逆にeo光のほうが11,580円安くなります。
hikariくん
NURO侍NURO光のキャッシュバック(2.5ギガは40,000円、10ギガは65,000円)は、開通12か月目(15,000円)と18か月目(25,000円、10ギガは50,000円)の2回に分けて受け取る仕組みです。
受取手続きの案内メールは開通11か月後と17か月後に登録メールアドレスへ届くため、各メールの案内から45日以内にマイページで振込口座を指定してください。
契約期間と途中で解約したときの費用
eo光の即割は工事完了月の翌月から2年間の利用が前提で、2年未満で解約すると1ギガコースで解約精算金5,000円(5ギガコースは5,520円、10ギガコースは6,090円)がかかります。
なお、ネット専用の「eo光シンプルプラン」は最低利用期間と解約精算金の設定がないプランです。
NURO光は36か月契約(3年ごとの自動更新)で、契約期間満了月を含む3か月間の無料解約期間以外に解約すると、NURO 光(H)で3,643円、NURO 光(M)で2,653円の契約解除料が発生します。
また、どちらも戸建ての工事費を分割払いと同額の割引で相殺しているため、分割期間(NURO光は36回、eo光は24回)の途中で解約すると工事費の残債を一括で支払う仕組みです。
ただしNURO光には、開通月を含む3か月目末日までに回線の解約が完了すれば、月額基本料金・契約解除料・工事費残債がすべてかからない特典があります。
月額基本料金とホームゲートウェイ料金も無料の期間なので、自宅での実際の通信速度を試してから継続するかどうかを判断可能です。
eo光とNURO光を乗り換える手順と費用
NURO光とeo光(独自回線)はどちらも独自の回線を使うため、どちら向きの乗り換えでも新規契約として申し込み、開通工事を行います。
フレッツ光や光コラボ同士のような転用・事業者変更の手続きは対象外です。なお、NTT回線を使うeo光ネット(type N)のみ転用・事業者変更に対応しています。
- 乗り換え先を新規で申し込む
いまの回線は解約せずに使い続けたまま、乗り換え先を申し込みましょう。
固定電話の番号を引き継ぐ場合は、申し込みの際に番号の引き継ぎを選択します。
- 開通工事に立ち会う
戸建ての場合、NURO光は宅内工事と屋外工事、eo光は宅内調査と開通工事の2段階で進みます。
- 新しい回線と電話が使えることを確認する
インターネットにつながったことと、固定電話の番号を引き継ぐ場合は番号の切り替えが終わったことを確認します。
- 元の回線を解約し、レンタル機器を返却する
番号の切り替えが終わる前に元の電話や回線を解約すると、番号を引き継げなくなるため順番を守りましょう。
- 解約費用の還元特典を申請する
元の回線の解約費用が分かる証明書を用意し、乗り換え先の還元特典へ期限内に申請します。
なお、引っ越しを伴う乗り換えなどでNURO光の開通までにネットが使えない期間ができる場合は、申込者向けのレンタルWi-Fi(最大2か月500円プランなど、初回に事務手数料2,200円が別途必要)をマイページや申込受付メールの案内から申し込めます。
eo光からNURO光へ乗り換える場合
eo光の解約精算金や工事費の残債、撤去工事費は、NURO光の他社解約金還元で最大60,000円まで還元されます(解約月の月額料金やオプション解除料などは対象外です)。
NURO光の利用開始月を1か月目として、5〜7か月目の末日までに証明書貼付シートが発送されるため、発送から2か月後の末日必着で証明書を貼って返送しましょう。
受領後45日以内に案内メールが届いたら、45日以内にマイページで受取口座を指定します。
eo光ネットの基本料金は解約日の前日まで日割り計算されるため、NURO光の開通を待ってから解約しても、ネット基本料金が重なる負担は日数分で済みます(機器利用料やオプション、電話・テレビは解約日前日を含む月まで満額請求です)。
また、eo光(ホームタイプ・メゾンタイプ)の解約時は、回線終端装置のみを回収する場合は撤去費用が無料ですが、引込線の撤去工事を希望する場合は設備撤去費用16,500円(契約状況により0〜24,200円)がかかります。
撤去工事を行う場合は当日にスタッフがレンタル機器を回収し、撤去工事を行わない場合は自分で回線終端装置やルーターを取り外して返却します。
NURO光からeo光へ乗り換える場合
eo光にも他社の解約金や工事費残債、撤去費用を実費で補填する「他社違約金補填」が用意されていますが、戸建てとマンションで上限額が異なります。
戸建て向け(eo光ネット ホームタイプ・メゾンタイプ、eo光シンプルプラン、type Nホームタイプ)は合計最大60,000円まで補填されますが、マンション向け(type Nマンションタイプなど)は合計最大15,000円が上限です。
eo光の開通月を1か月目として6か月目の末日までに、Webの申請フォームまたは郵送でNURO光の解約費用が分かる証明書を提出しましょう。
戸建ての通常プランでは開通13か月目以降にeoメールアドレスとハガキで案内が届き、メール送信日から40日以内にWeb(CASH POST)で受取手続きを行うと振り込まれます。
NURO光を解約する際は、更新期間以外なら契約解除料、36か月未満なら工事費残債がかかり、回線設備の撤去工事をする場合(賃貸で所有者や管理会社から求められた場合を含む)は撤去費19,800円が必要です。
解約完了後は集荷が行われないため、レンタルしていたホームゲートウェイ(ONU)や電話のTAを自分で梱包し、指定の物流センターへ元払いで発送して返却してください。
au・UQ mobile・mineoのスマホを使っている人や、和歌山県でお探しなら、eo光の公式サイトで提供エリアと特典を確認してみてください。
NURO光とeo光の比較でよくある質問
- eo光からNURO光へ乗り換えるとき、電話番号は引き継げますか?
市外局番から始まる10桁の固定電話番号なら、NURO 光 でんわへ引き継げる場合があります。
2025年1月からは双方向番号ポータビリティに対応し、NTTの加入電話で発番した番号以外も引き継げるようになりました。ただし、番号や事業者、地域によっては引き継げないこともあるため、申し込みの際に確認してください。
- マンションにNURO光とeo光の両方が入っている場合はどちらがいいですか?
まずは家族のスマホのセット割で比べ、ソフトバンク・ワイモバイルならNURO光、au・UQ mobile・mineoならeo光(独自回線のマンションタイプ)を選びましょう。
セット割がどちらにも付かない場合は、eo光の物件ごとの月額・配線方式と、ホームゲートウェイ代込で月4,730円のNURO 光(M)や月5,720円のNURO 光(H)の支払額を比べて決めるのがおすすめです。
- テレビも光回線とまとめて契約したい場合はどちらがいいですか?
アンテナなしで家中の複数台のテレビやBS4K放送まで見たいなら、通常のeo光ネットとセットで申し込める「eo光テレビ」が向いています(eo光シンプルプランとtype Nは対象外です)。
NURO光でもオプションの「ひかりTV for NURO」(月額1,210円〜4,400円+必須チューナーレンタル月550円)を契約でき、専門チャンネル対応プランを同時申し込みするとオプションキャッシュバック20,000円の対象になります。ただし、レンタルチューナーはBS4K放送に非対応で、テレビ1台につき1契約(最大2契約まで)の有線接続となります。
- eo光の長割とは何ですか?
利用開始から3年目以降も3年ごとの継続利用を約束すると、月額基本料金が下がる割引制度です。戸建ての1ギガコースは3〜5年目が5,329円、6年目以降が5,049円になります(Wi-Fi機能105円は別)。
別途申し込みが必要で、3年単位の最低利用期間内に解約すると1ギガコースで解約精算金4,030円がかかります(割引区分の1・2・36か月目は解約精算金がかかりません)。
- 関西以外へ引っ越す可能性がある場合はどちらがいいですか?
独自回線のeo光は関西2府4県と福井県の一部だけで提供されているため、関西の外へ引っ越すと独自回線のまま使い続けられません。
NURO光は北海道・東北・関東・東海・中国・九州の一部地域でも提供されています。引っ越し先が提供エリア内であれば、移転手続きをして使い続けられます。
まとめ|スマホと住まいで決め、迷ったら3年の支払いで比べる
NURO光とeo光は実際の通信速度がどちらも下り平均900Mbps台後半でほぼ互角のため、まずはスマホのセット割と住まいのエリアで選ぶのが一番の近道です。
ソフトバンク・ワイモバイルならNURO光、au・UQ mobile・mineoなら通常のeo光ネットを選び、和歌山県にお住まいならeo光になります。
セット割で決まらない戸建てなら、3年間の実質支払額が28,420円安く、開通月を含む3か月目末日までなら解約金や工事費残債なしで試せるNURO光から検討してみてください。



