NURO光を使うなら電気もまとめたほうがお得なのかは、電気代の請求まで考えると迷いやすいところです。
NUROでんきに切り替えると、NURO光の月額基本料金が毎月501円安くなります。
NURO光と同時に申し込めば、10,000円のキャッシュバックも対象です。
ただし、安くなるのは回線の料金で、電気代そのものではありません。
電気の使用量が少ない家や燃料費が高い時期は、地域の電力会社より電気代が高くなることがあります。
本当にお得になるかどうかは、電気代とNURO光の料金を合わせた支払いで比べると見えてきます。
NUROでんきとは|NURO光とセットで使う電気サービス
NUROでんきは、NURO光のオプションとして申し込む電気サービスです。
NUROでんきだけを申し込むことはできず、NURO光の契約が必要です。
電気を販売するのはエリアごとに決まった電力会社で、NURO光を運営するソニーネットワークコミュニケーションズは、申し込みの窓口になる代理店にあたります。
hikariくん
NURO侍電気はこれまでと同じ送電網を通って届くため、停電のしやすさも品質も今と変わりません。
今の電力会社へ解約の連絡をする必要はなく、切り替え手数料も無料です。
家のメーターがスマートメーターでない場合だけ交換工事がありますが、その費用も原則かかりません。
NUROでんきの提供エリアと地域ごとの電力会社
NUROでんきを申し込めるのは、次の7つのエリアです(どのエリアも一部の地域を除きます)。
- 北海道:北海道
- 東北:宮城・福島・山形
- 関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬、静岡県の富士川より東
- 東海:愛知・岐阜・三重、静岡県の富士川より西
- 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
- 中国:広島・岡山
- 九州:福岡・佐賀・熊本
電気を販売する小売電気事業者は、関東エリアがCDエナジーダイレクト、ほかの6エリアは大阪ガスです。
毎月501円割引の適用条件と開始時期
501円はNURO光の月額基本料金から引かれ、電気代からは引かれません。
電気の使用量にかかわらず、一人暮らしでも家族が多くても割引額は同じです。
たとえばNURO 光(H)なら、月額基本料金5,170円が4,669円になります。
割引が12か月続けば、1年間の割引総額は6,012円です。
- 始まる月:NURO光が開通し、NUROでんきの供給が始まった月の翌月分から
- 終わる月:NURO光とNUROでんきのどちらかを解約したとき
気をつけたいのは、NURO光の月額基本料金が無料になっている月です。
割引で料金がマイナスになることはないため、無料の月は501円割引があっても請求は変わりません。
月額基本料金は開通月を含む3か月目まで無料のため、割引で実際の支払いが減るのは早くても4か月目からです。
ガスも見直すなら、東京ガスのエリアではNUROガスにすると、NURO光の月額基本料金が毎月200円安くなります。
hikariくん
NURO侍ただし、次に説明する10,000円のキャッシュバックは、NURO光と同時に申し込んだ方だけが対象です。
同時申込の10,000円キャッシュバックと受け取りの期限
NURO光とNUROでんきを同時に申し込むと、「NUROへまとめてキャッシュバック」で10,000円を受け取れます。
対象は、NURO 光(H)・NURO 光 10ギガ(H)・NURO 光(M)・NURO 光 10ギガ(M)のいずれかとNUROでんきを同時に申し込んだ方です。
実際に振り込まれるのは開通から1年ほど後で、それまでに済ませる手続きにはそれぞれ期限があります。
- 検針票の提出:NURO光の開通月から6か月が経つまで
- 支払方法とメールアドレスの登録:NURO光の開通から10か月後の月末まで
- 電気の利用開始:申し込みから12か月後の月末まで
- 契約の継続:受け取るまでNUROでんきを解約・キャンセルしない
検針票を出さないまま6か月が過ぎると、NUROでんきの申し込みがキャンセルされ、キャッシュバックも受け取れなくなることがあります。

受け取りの案内は、NURO光の開通から11か月後にメールで届きます。
1月16日に開通したなら、届くのは同じ年の12月16日です。
案内メールが届いてから45日以内に、NUROマイページで受け取る口座を指定します。
この期限を過ぎると、それまでの手続きをすべて済ませていても受け取れません。
hikariくん
NURO侍なお、代理店でNURO光と同時に申し込む「まとめて でんき」は、NUROでんきと同じ内容のサービスですが、この10,000円キャッシュバックの対象外です(料金や毎月501円の割引は同じで、CO2フリープランは選べません)。
NUROでんきは高い?電気代が上がるケースと比べ方
501円の割引があっても、電気代とNURO光を合わせた支払いが、今より高くなることはあります。
「高い」と言われる主な理由は、少ない使用量だと割高になりやすい料金体系と、燃料費調整額の2点です。
関東では基本料金が高めで、使う量が少ない家ほど差が出る
NUROでんきの電気代は、北海道・東北・関東・東海・九州エリアでは契約アンペア(10A〜60A)で決まる基本料金と、使った量に応じた電力量料金に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えて計算します。
関西・中国エリアはアンペアごとの基本料金ではなく、最初の15kWhまでを含む最低料金と、15kWhを超えた分の電力量料金で計算する仕組みです。
NURO光公式サイトに載っている料金比較は、使用量の多い家庭(関東は40A・月400kWh、ほかのエリアは月370kWh)を前提にした試算になっており、使う量が少ない家ほど結果が変わります。
たとえば関東で東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」と並べると、NUROでんきは基本料金が高い代わりに、たくさん使ったときの単価が安くなっています。
120kWhまでの単価は東京電力(29.80円)とNUROでんき(29.86円)でほとんど変わりませんが、東京電力は300kWhを超えると単価が36.40円から40.49円へ一段上がるのに対し、NUROでんきは120kWhを超え400kWhまで35.87円のままです。
そのため、電気をあまり使わない一人暮らしなどは基本料金の差が響いてNUROでんきのほうが高くなりやすく、300〜400kWhほど使う家ほど単価の安さが活きてきます。
さらに、送配電網の利用料(託送料金)の見直しで、2026年12月検針分からNUROでんきの料金が改定されます。
関東では基本料金が30A契約で月238円ほど上がるため、比べるときに使うのは改定後の料金表です。
燃料費調整額に上限がない
燃料費調整額は、発電に使う原油・LNG・石炭の価格に合わせて毎月上下する金額です。
NUROでんきの燃料費調整額には上限がありません。
東京電力の従量電灯Bには上限があるため、燃料の価格が大きく上がった時期は、NUROでんきのほうが燃料費調整額が高くなることがあります。
公式サイトの料金比較も燃料費調整額を含めない試算で、燃料費が高いと割引込みでも、地域の電力会社の従量電灯とNURO光の組み合わせより高くなる場合があると注意書きがあります。
hikariくん
NURO侍検針票で今の電気代と比べる方法
手元の検針票(または電力会社のWeb明細)を見ながら、次の手順で今のプランと比べられます。
- 検針票の数字を見る:1か月に使った電気の量(kWh)と、関西・中国エリア以外は契約アンペア(A)を確かめる
- 料金表を用意する:NURO光公式サイトのNUROでんきページでエリアを選んだ先にある料金表(2026年12月検針分からは改定後の料金表)と、今の電力会社の料金表を開く
- 基本料金(または最低料金)+電力量料金を出す:使用量の段階ごとに単価を掛けて電力量料金を計算し、アンペアごとの基本料金(関西・中国は最初の15kWhまでの最低料金)を足す
- 差額を501円と比べる:燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額の差を出し、NURO光の501円割引と合わせる
電気代だけで見るとNUROでんきのほうが高くても、その差が501円より小さければ、NURO光と合わせた毎月の支払いは下がる計算です。
たとえば電気代が今より月200円高くなっても、回線の月額基本料金が501円安くなるため、合計では月301円下がります。
反対に、使用量が少なくて電気代が月501円以上高くなるなら、セット割を含めても支払総額は今より増える結果です。
エアコンをよく使う夏・冬の検針票(使用量の多い月)と、春・秋の検針票(使用量の少ない月)で1回ずつ計算しておくと、1年を通した差の見当がつきます。
これからNURO光を申し込む人なら、最初の1年は同時申込による10,000円のキャッシュバックもあわせて計算してみてください。
NURO光の申し込みは公式サイトから

NURO光公式サイトから申込むと以下のキャンペーン特典があります。
・10ギガなら65,000円キャッシュバック
・2.5ギガなら40,000円キャッシュバック
・オプション申し込み必要なし(申し込みなら最大50,000円キャッシュバック)
・光でんわ申し込みなら10,000円キャッシュバック
・光でんわ利用でソフトバンク/ワイモバイルが毎月最大1,650円割引
・工事費実質無料
・事務手数料無料
・最大3か月無料
・3か月目末日までの解約で、契約解除料と工事費残債が免除
・さらに他社解約金を最大60,000円還元
・開通までの期間Wi-Fiレンタルが最大2ヶ月500円で利用可能
・設定サポート(リモート/訪問) 1回無料
NUROでんきの申込条件|対象プランと申し込めない家
NUROでんきは、戸建て・小規模集合住宅向けのNURO 光(H)・NURO 光 10ギガ(H)だけでなく、マンション向けのNURO 光(M)・NURO 光 10ギガ(M)でも申し込めます。
すでに契約中の旧プラン(2ギガ・10ギガ)やNURO 光 for マンションを使っている人も、マイページから追加すれば毎月501円割引の対象です。
ただし、次のどれかに当てはまる場合はNUROでんきに申し込めません。
- オール電化住宅:NUROでんきはオール電化に対応していません
- 一括受電のマンション:建物全体でまとめて電気を買っているため、部屋ごとに切り替えられません
- まだ電気が通っていない住所:新築や引っ越し先で、これから電気を使い始める場合
マンションやアパートの賃貸でも、部屋ごとに地域の電力会社などと個別契約していれば申し込めます。
引っ越しと同時に始めたい人は、手続きの順番に気をつけてください。
NUROでんきが受け付けるのは、今使っている電気からの切り替えだけです。
新居では先に地域の電力会社などで電気を使い始め、そのあとでNUROでんきへの切り替えを申し込みます。
NUROでんきの申し込みから切り替えまでの流れ
申し込みはWebだけで受け付けており、切り替えまでは次の流れで進みます。
紙の検針票か、電力会社の会員ページに表示される検針票を手元に用意しましょう。
登録に必要なのは、契約名義、電力会社名、お客様番号、供給地点特定番号の4つです。
NURO光と一緒に申し込むなら、申込フォームのオプション選択で「NURO でんき」を選びます。
NURO光を利用中の人や申し込み済みの人は、NUROマイページの「ご契約オプション」が申し込み窓口です。
So-netマイページからは申し込めません。
申し込み後にSMSで届くURLや申込完了画面から、検針票を撮影して登録します。
紙の検針票がなければ画面へ直接入力できるほか、書類の郵送でも提出可能です。
登録する内容は、今の電力会社との契約情報と一致していなければなりません。
スマートメーターが付いている家は、NURO光の開通から2〜3週間ほどで切り替わり、工事も立ち会いも不要です。
付いていない家はメーターの交換工事があり、使い始めるまでの目安は2週間〜1か月半ほどです。
交換工事に立ち会う必要はありませんが、作業中に一時的に停電することがあります。
検針票の登録が遅れたり内容に誤りがあったりすると、申し込みがキャンセルされることがあります。
その場合はSMSでお知らせが届くので、見落とさないようにしてください。
手続きの進み具合は、NUROマイページの「ご契約オプション」にある「ご利用状況」で確認可能です。
電気の供給が始まると、大阪ガスかCDエナジーダイレクトから契約内容のはがきが届きます。
NUROでんきの電気代の請求と支払い方法
電気代の請求元はNURO光ではなく、大阪ガスまたはCDエナジーダイレクトです。
支払いは口座振替かクレジットカードで、使用量と料金の確認先は関東が「カテエネ」、ほかのエリアが「マイ大阪ガス」という会員サイトです。
501円割引はNURO光の月額基本料金から引かれるので、電気代の請求額には出てきません。
NUROでんきを解約するときの注意
NUROでんきは、やめるときに解約金がかかりません。
解約の連絡先は、どちらの契約をやめるかによって異なります。
NURO光を解約する場合
NURO光を解約しても、NUROでんきの契約はそのまま残る仕組みです。
電気は届き続けますが、501円割引はなくなります。
電気も解約するなら、連絡先は大阪ガスかCDエナジーダイレクトです。
NUROでんきだけをやめる場合
他社の電気へ乗り換えるなら、乗り換え先に申し込むだけで切り替えと同時に解約になり、NURO側にも大阪ガスやCDエナジーダイレクトにも連絡はいりません。
引っ越しなどで電気そのものをやめるときは、大阪ガスかCDエナジーダイレクトへ連絡してください。
どちらの場合も、NUROでんきが解約になった時点で501円割引は終了です。
NUROでんきに関するよくある質問
- CO2フリープランにしても501円割引は受けられますか?
-
受けられます。
割引の対象はNUROでんきの各プランで、CO2フリープランも例外ではありません。
ただし電力量料金の単価は通信セットプランより高く、関東なら使用量120kWhまでの単価が1kWhあたり1.30円割高です。
プランの変更は、NUROでんきを申し込んだあとにNUROマイページから手続きします。
- NUROでんきの申し込みを取り消したいときは?
-
NURO光のチャットサポートへ連絡してください(受付は9時〜18時)。
取り消した場合、電気は今の電力会社との契約のまま変わりません。
ただし、切り替え手続きが進んでいると取り消せない点には注意が必要です。
なお、NURO光の申し込みを取り消すと、NUROでんきも一緒に取り消されます。
まとめ|NUROでんきは電気代と回線料金の合計で決めよう
NUROでんきで得られるのは、NURO光の月額基本料金が毎月501円安くなることと、同時申込の10,000円キャッシュバックです。
一方で電気代そのものは、使用量が少ない家ほど割高になりやすく、燃料費調整額に上限がないため地域の電力会社より高くなる月もあります。
向いているのは、これからNURO光を申し込み、オール電化や一括受電ではない家に住んでいて、ある程度まとまった量の電気を使う人です。
検針票で比べて、NURO光の料金から501円を引いたうえで電気代との合計が今より安ければ、切り替えを検討できます。
反対に、電気代の差が501円を上回る人や、燃料費が高い時期の値上がりが気になる人は、無理に切り替えず今の電力会社を使い続けてかまいません。
キャッシュバックはNURO光と同時に申し込んだときだけなので、迷っているならNURO光を申し込む前に計算を済ませておきましょう。

